アウルです。
過労はごめんだけど、モンスター社員になる勇気がない…立ち回りに悩むゆとり世代も多いと思います。
今回はその人たちに向けた一つの提案
「プチモンスター社員のすゝめ」
を紹介したいと思います。
一年前こんな考えていたことが↓
最近の仕事で思う事〜消極的出世欲の先へ〜 - 電験日記ビリビリ
上記のようなことで、今回の内容はそこからさらに一歩踏み出した内容になっています。日々成長(?)です。
何年前くらいからだったか覚えてないですが、ブラック企業という言葉が広がり、会社絶対王政の土台が揺らぎはじめ、各地で革命戦士達が生まれました。
その名は「モンスター社員」
会社に搾取されるどころか、むしろ搾取していくぶっとんだ行動をとる獣達。
彼らの特徴は↓
・残業はしない(仕事残しても帰る)
・飲み会の幹事などしない(むしろ行かない)
・有休完全消化
・説教に動じない
などあり、まさに猛獣。これまでの常識を覆す新しい在り方を示しました。
現在の20〜30代には、滅私奉公企業戦士出世競争とは距離を置き、プライベートにより比重をおく生き方を志す人は、かなり多く存在すると思ってます。しかし多くの人はそれを達成していません。モンスター社員(獣)にはなれないのです、多くの一般的なゆとりは。メンタルがついていかないのです。
モンスター社員に必要なメンタル↓
・仕事を残すメンタル
・同僚から嫌われるメンタル
・上司から怒られるメンタル
・多部署から怒られるメンタル
・周囲から悪口が聞こえて来るメンタル
・部署のサンドバッグになるメンタル
そんなに容易に超えられる壁ではありません。。。
多少は残業してもいいが、過労は×。出世は要らないが嫌われたくはない。
それを叶えるにはどうしたらよいか。自分の社会人経験を振り返り、同僚各位の在り方を研究する中で一つの答えに辿り着きました。
某携帯会社のプランにもギガモ◯スターとミニモ◯スターがあるくらいなので、モンスター社員にもジェネリックがあってもいいと思うんですよ。
というわけで「プチモンスター社員」について考えていきます。
キーワードは「無能」「虚弱」「誠実」の3つ。
個人的にまず大事なことは「休み癖」をつけること、だと感じています。業務的or人間関係的に疲れはてた場合はまず、休みましょう。意外と組織は回ります。その様をみれば過度な責任感は消えていきます。
休む事はサボる事と違います。決定的に。仕事を達成できなかった結果は同じでも、「しょうがない」で済まされる事がおおいに違います。ヘイトを買わないように常日ごとから仕事は引き継ぎやすくまとめておくとよいです。
ただピンポイントで何度も繰り返すと怪しまれるので、マスクやのど飴を使って普段から「虚弱」アピールで下地を作っておくとよいでしょう。
もう一つの「しょうがない」ポイント。「無能」アピール。仕事は人々に平等に与えられるものでなく、能力の高い人により多く、より厄介な仕事が舞い込んでくることが多いです。そもそも厄介な仕事が降ってこなければ残業リスクも減るわけで、無能アピールまでいかなくとも「こいつ使えるぞ」とは思わせてはいけません。
難しい話になったら分からないふりをするなどして頑張って、有能評価も回避してください。申し訳ありませんが私は素で無能なのでこの辺の演技テクニックは特にありません。とりあえずに何かミスするごとに「知りませんでしたぁ!!」連呼してけばいいのではないかと。
で、一番大事なのは「誠実」であること。ひとよりも仕事をしないということは、それがヘイトに直結します。
誠実ポイントの上げかた↓
・申し訳なさそうな顔で仕事を変わってくれたお礼を言う
・負担にならない程度に日ごろから簡単な仕事の代行や雑用をする。
・先輩に業務的な質問を多くする。(やる気がないわけではないアピール)
・後輩に親切に業務を教える。(恩売り)
・普通に仲良くなっておく。
だいたいこんな感じです。
「無能」アピールで仕事内容のグレードを落とし、それでも苦しくなってきたら休む(「虚弱」)。そして「誠実」パワーでヘイトをよけていく。そんな会社員がいてもいいんじゃないかと思う今日この頃でした。